自分らしく生きるための「心のスタイリング」──ウェルビーイングという視点から
「自分らしく生きるって、どういうことだろう?」
誰かの期待に応えるように、周囲と同じように振る舞ってきたけれど、気づけば、どこか無理をしている自分がいた──そんな違和感に気づいたときから、「心のスタイリング」は始まります。
「ハッピー」って、なんだろう?
私が大切にしている「ハッピーライフ」の“ハッピー”は、無理にポジティブになったり、常に前向きでいようとすることではありません。むしろ、日々の中で心と体が落ち着き、自然体でいられること。誰かと比べるのではなく、自分にとって心地よいリズムを大切にすること。その状態こそが、私の考える「ハッピー」であり、本当のウェルビーイング(Well-being)なのだと思っています。
ウェルビーイングという視点
「ウェルビーイング」は、身体的・精神的・社会的に調和のとれた状態のことを意味する言葉です。でも、それは決して特別な状態ではなく、日常の中にある小さな心の充実感や、安心感でもあると思うのです。朝、静かにコーヒーを飲めた時間。誰かとやさしく笑い合えた瞬間。ひとりで深呼吸したときに、ふっと肩の力が抜けるような感覚──その人にとっての「ウェルビーイング」は、他の誰かと同じである必要はありません。
繊細さと、私の体験
私は、自分でもHSP(とても繊細な気質)にあてはまると感じています。人の言葉を真に受けやすく、空気を読みすぎて心も体も疲れてしまったり、「ちゃんとしなきゃ」「がんばらなきゃ」といつも心のどこかでプレッシャーを感じていました。周囲に合わせすぎて、自分の声を後回しにしてしまう──そんなことを、長い間くり返していたのです。けれど、心理学やカウンセリングに出会い、たくさんの方の声を聴いていく中で、私は気づきました。「繊細さ」は弱さではなく、豊かな感受性という力なのだと。そして、自分に必要なものを知るための、大切な“心のセンサー”でもあるのだと。
カウンセリングは、変わるためじゃなく「気づく」ための場。
私が大切にしているカウンセリングの時間は、誰かを変える場所ではありません。「前向きにならなきゃ」「ポジティブにならなきゃ」という焦りも、ここでは必要ありません。カウンセリングは、その人の中にすでにある力やリソースに、やさしく光を当てていく場所です。感情を整理しながら、自分にとって本当に必要なものに気づいていく。その過程の中で、無理のない変化が自然に訪れていく──そんな場でありたいと思っています。
最後に
このコラムでは、「こうあるべき」から離れ、心と体の声に耳を澄ませる時間を少しずつお届けしていきたいと思っています。「感じすぎてしまう自分」「がんばりすぎてしまう自分」を責めるのではなく、それもまた、あなたという人の大切な一部として受けとめていけるように。読んでくださるあなたにとって、ここが安心とあたたかさに触れられる場所になれば幸いです。
もし、「ちょっと話を聞いてほしいな」と感じることがあれば、いつでもお気軽にカウンセリングページをご覧ください。無理のないペースで、心にそっと寄り添う時間を大切にしています。



